• 「猫の手貸します」

8759680b.jpg本日と明日の2日間、会派所属議員とともに、京都府・京都市への視察に行く。視察項目は以下の通り。

1 京都国際漫画ミュージアム
漫画会館を備え、今後、漫画によるまちづくりや観光政策に舵を切らなければならないさいたま市。その一つのモデルとして先駆的取り組みをしている京都府の当ミュージアムを訪問し、その取り組みを調査する。府が京都の大学と提携している点も特徴だ。

2 自転車政策
京都府では、自転車振興の取り組みをしている。さいたま市は住宅都市として、環境問題の観点も汲み、自転車振興を進めていくべきと考え、府の取り組みに注目したい。

3 事業仕分け
京都府では、行政主催のほか、議会による事業仕分けが行なわれた。議会・行政がそれぞれ両者で行なったのは横浜市と京都府の2自治体しかない。府に実施の経緯やその成果などを聞く。

4 観光戦略
日本でも有数の観光都市の京都では、平成13年に京都府が戦略計画を立て、現在、新規計画を策定中である。その歴史的資産の保有という面では、量も質もかなわないが、観光が大きな位置を占める京都の観光に対する戦略を把握することで、観光政策が後手に回るさいたま市に還元できると考えている。

5 文化財の防災
世界的な文化財を保有する京都。耐震や防火などその対策の有無で後世に送る財産が失われることとなり兼ねない。京都府では、清水寺周辺の住民の協力を得て、独自の防災対策を進めている。これは国でも注目され、全国のモデルとされた。さいたま市にも無数に文化財が存在している。大切なものをどう守るのか、京都府の取り組みをさいたま市に還元したいものだ。