• 「猫の手貸します」

a67e6421.jpg本日、議会運営委員会にて視察に出ています。視察先は三重県議会。議会改革の先頭をいく同議会へは、既に何度か訪問しているところです。今回は特に対面演壇式の議場改修や、代表質問・一般質問の一問一答方式の導入の経緯や実施状況についてを重点的に聞きました。

行政に対し、議会が緊張感をもって対峙し、議論を活性化させることを目的としています。写真は議場を見て説明を受けている同行の議運委員たちです。上部のスクリーンは発言者の背中しか見えない傍聴者に顔を見えるようにするためのもの。質問をわかりやすくするための補助資料の図表や写真も、ここに掲示されることとなります。

さいたま市議会では、この任期の始まりと同時に議会改革の議論を開始し、その一定の段階を迎えた昨年12月に「議会基本条例」を設置したところです。その流れと並行して、議会での議論の活性化や行政へのチェックの姿勢を強めるため、三重県で既に導入されている議場の改修による市長始め行政職員との対面演壇の設置を検討しています。
改修とはいっても、できる限り費用をかけないよう配慮した中での導入を模索しています。もちろん議論の質を高めることが大切ですが、三重県の例を見るに形の変更も議会運営に大いに刺激を与えることとなるようです。