• 「猫の手貸します」

約5ヵ月間。

7月中旬に市有盆栽の枯死が発表されたのを受け、
議会は検査権を発動した。

検査は、私が委員長を務めている
市民生活委員会に任された。

どれだけの時間を費やしてきただろうか。
実際の委員会の開催をはじめ、
その準備や約40センチにもおよぶ文書との格闘、
各種の調査、ヒアリング、そして委員会記録の読み込み、
関係者との打ち合わせ、委員長報告作りの委員間の調整…

かなりの時間が費やされている。

私は、この件のかじ取りによっては、
さいたま市の盆栽振興自体が白紙になるかもしれない、
との危機感を持ち、徹底した検査を心掛けてきた。

また、「機能する議会」を標榜する私にとっては、
またとない議会の真価を発揮するチャンスでもあった。

この委員会の検査の過程では、
委員各位の熱心な検査・調査への姿勢、
関係者の誠実な協力もあって、
一定の結論を導き出すことができたと考えている。

この件は、市政における本質を含んだ問題であり、
以下の項目に沿って具体的に報告・提言を記していく。

【1】私の盆栽振興に対する考え
【2】今回の盆栽枯死事件の事実経過
【3】市民生活委員会の検査・調査の過程
【4】この件の結論
【5】委員長報告全文
【6】盆栽振興のこれから

なお、この過程においては、
私の言動に関する
名誉棄損案件も抱えることとなった。

現在は渦中にあるため詳細は差し控えるが、
この案件も動きがあり次第、報告をする。