• 「猫の手貸します」

f78e050d.jpg新政権肝煎りの、事業仕分けの対象事業が決まった。各省のそれぞれの事業名称を見回すだけでも、興味がそそられる。

懸念されるのは、新政権に大きな今後の社会像が示されないまま仕分け作業に入ってしまう点だ。仕分けは、一定の考え方に基づき行われるが、その考えが仕分け人により異なってしまい、目に見える効果がでないことも予想される。
そうであっても、事業仕分け作業の実施は、今後の日本社会に大きな意味を持つ。今回限りとはせず、同じ事業を随時、見直して行けばいい。今回は「無駄の削減」の流れに位置しているが、今後は国と地方の、行政と民間の、それぞれの役割分担を視野に全面的実施を期待したいものだ。メディアを通じて国民を巻き込み、国の形を変えることを期待したい。