• 「猫の手貸します」

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本の紹介です。

■『多摩の畑から採れた本 畑のおじさん日記2008』■金井聡著
■けやき出版
■1300円

オンライン書店ビーケーワン

今日蒔く赤で着色された種は「さや娘」、後日蒔く青は「湯上り娘」。娘とは枝豆のことなのだろうか。不思議なネーミングだ。(本書29ページより)

まるで自分が追体験をしているかのようだ。

農業に興味を持った筆者が、
近所の体験農園でプロから技術指導を受けながら実践の中で学んでいく。

その姿を率直で詳細な描写で描いている。
一度読み出すとイッキに読んでしまった。
あまりにも面白く、
自分が鍬を握ったかのように汗をかき、
畑のニオイを嗅ぎ、
土に触ったかのような感覚を覚えた。

あ〜議会の決算委員会の
準備をしなければならないのに。

金井さんは明大大学院の同期生。
某不動産会社の会社員をしている
いわばフツーの生活者。
(本を書いてしまうところからしてフツーではないが)

農業をやってみたいと考えている方々必見です。
そうでない方も休日にコーヒを飲みながら、
ぜひ読んでください。