• 変わらず ブレず 前へ 未来へ。

「夏休み」の時期は、病棟が閉鎖される。
その理由はそこで働く医師や看護師など、
現場の従事者の休暇のためである。

これを聞いたら、
どんな印象を持つだろうか。

「なんと冷酷な仕打ちなのだ」
「医療関係者の倫理がなっていない」
と率直に感じるだろう。

しかし。

事実として、
実際に行なわれていることである。

これは日本の話ではない。
スウェーデンでの話だ。

スウェーデンでも、
当然に夏の間に病院を必要とする人は必ずいるだろう。

しかし、世論として、
とくにこの件に反対する人は見られないという。

この夏。

スウェーデンの第2の大都市、マルメへ。

医療や介護などの施設が集積する
メディオンに視察に行った。

ここでは、親交のある河本佳子さんが働いている。

河本さんは、
日本出身で現地に30年以上住んでいる。

日本もスウェーデンも、
優劣両面を体得している人だ。

その河本さんの案内を受けて、
病棟を回っている際に、
冒頭のことを聞いた。

耳を疑う。

日本では、
働く従事者の都合で病院が休むなどということは、
許されないだろう。

そんな理由で「休みます」などと言おうものなら、
世論あげてのバッシングにさらされるのではないか。

これに類する話で、
医療・福祉施設での事故についての訴訟は、
ほとんど起きていないこと、
仕事に復帰したらスタートダッシュするのではなく、
徐々に仕事をしていくよう新聞に載っていること、
などなど、まったく日本で受け入れられないような、
そんな事実をいくつも耳にした。

つまり「労働者」に社会の重点が置かれているのである。

一方の日本。

異論があるかもしれないが、
スウェーデンとの比較の範囲では、
「消費者」に重点が置かれているのではないか。

あくまで感覚的なのだが、
「労働者(政府含む)」と「消費者(利用者)」という
関係でみれば、

●スウェーデン:労働者>消費者
●日    本:労働者<消費者

という構図が浮かび上がってくる。

だから日本が間違っいて、
スウェーデンが正しい、
と言うつもりはない。

またスウェーデンがおかしい、
ということもない。

ただ、一つ確実に言えるのは、
スウェーデンという国を絶対化したり
神格化して論じることの危険性だ。

私は直接見てきた中でも、
犯罪は身近に起きるし(実際に直面した)、
警察は就業時間になったらさっさと帰ってしまう。
困っている人を平気で長時間待たせる。

料理に至っては、
日本は味も選択肢も値段も、
スウェーデンを圧倒している。

日本が優れている面も多々ある。

これは医療・福祉分野でもである。

ただし。

「働き方」というのは、
今後の日本の大きな課題となることは間違いない。

そんな中、「労働者」を大切にする
スウェーデン社会を参考にすることはできる。

働く人の苦痛やストレスに、
配慮できる成熟社会に向けて、
民主党政権は舵を切ることができるだろうか。

     ★     ★     ★

9月16日

●早朝、自宅にて9月議会準備など
●午前、決算委員会
 →監査報告/参考人・北大路明大大学院教授
●午後、議会運営委員会・理事会
●議会にて、9月議会関係打ち合わせなど
●夜、議会にて9月議会関係資料整理など

9月17日

●早朝〜午前、自宅にて9月議会準備など
●午後、9月議会に関する打ち合わせなど
●夜、新政治研究会「総選挙結果」

9月18日

●早朝、自宅にて9月議会準備など
●午前、議会にて予算提案まとめなど
●会派会議
●午後、決算委員会打ち合わせなど
●午後〜夜、9月議会関係資料整理など

9月19日

●早朝、9月議会準備など
●午前、明大大学院欧州視察報告会準備など
●午後、明大大学院欧州視察報告会
●夜、明大大学院青山ゼミOB会
●明大大学院生との懇親