今、電車に乗って移動している。もし、ニュースの豚インフルエンザが「人」と「人」で感染する新型インフルエンザであったなら…と思いを巡らせている。
メキシコやアメリカでの感染の話が、報道された時点である。もし今回の原因が、恐れられている「ヒト-ヒト」型の感染をもたらす新型インフルエンザであったなら、空港から日本国内にウィルスが入ってしまっているのかもしれない。となるとすでに、地下鉄の目の前にいる人の中にウィルスの保有者がいるかもしれない。目の前にある日常の光景と、私の懸念との、あまりのギャップ。
まずはパニックが最も恐ろしいことだし、冷静な対応を心掛けたい。ただ、事実確認と対応の遅れによる時間差で、多くの命を奪い、社会機能が麻痺する事態にならないように努めなければならない。
しかし、大東京では目の前に疑い患者らしき人が出たとして、自分に何が出来るか自問している。
おっと、そろそろ目的地に到着です。それでは。