• 「猫の手貸します」

生活保護は「自立支援」に立ち返るべきだ。

と書くと、
「困っている人に冷たい人間だ」
と思われてしまうかもしれない。

しかし、生活に困っている人に対し、
本当の意味で本人のために
何が必要なのかを深く考えると、
自立を本格的に支援する、
ということに行きつくのだ。

生活保護や自立支援について、
財政の問題として見ることも大切だが、
一方で「個人の幸福」の視点から
見ることも必要だと考えている。

単純化すれば、
支援を受けている人その本人は、
支援を受け続けることよりも、
できれば自立して
生活できるようになったほうが幸せだろう、
というものである。

そしてこの自立に向けて、
丁寧な支援が必要だと考えている。

もちろん財政的な側面も看過できない。

4分の3は国が費用負担するこの制度だが、
さいたま市でも相当額の支出となっている。
そしてこの数字は、
今後もかなりの加速度を増して増え続ける。

財政が破綻したり、
硬直化したりすれば、
まず最初にしわ寄せが来るのが
低所得者などの生活困窮者に対する支援なのだ。
夕張市の実例は端的に物語っている。

数字の面もまた、
決して軽視していいものではない。

さて。

自立支援の話に戻る。

今、都市の福祉政策は、
世界的な視野で見れば、
セーフティネットから
「トランポリン」へ向かっているという。

セーフティネットとは、
サーカスの空中ブランコで、
失敗し、落ちた時に人を助けるネットのことだ。

つまり助ける点に重点がある。

一方のトランポリンとは一度落ちても
また飛びあがって元に戻る、
というイメージである。

つまり一時的に生活保護を受けたとしても、
その後のまた仕事を得て
納税者として自立した生活に戻っていく、
ということだ。

さいたま市でも、
トランポリン型の支援に向かうべきだと思う。

その観点から、
きめ細やかな生活保護等の支援に加え、
精神的なカウンセリング的支援、
段階を追った就労支援、
などなど民官横断型、
部局横断型の自立支援策が必要である。

私はこの点を主張してきた。

この点については、
後日、改めて示したい。

       ★

4月16日

●早朝、駅立ち(南浦和駅東口)
●午前、行革特別委員会。事業仕分け事前研修
●午後〜夜、市長選準備

4月17日

●早朝、駅立ち(東浦和駅)
●午前、議会にて事務作業等
●午後〜夜、市長選準備

4月18日

●午前、自宅にて事務作業等
●午後、ニューオリンズ災害シンポジウム
●夜、明大大学院関係者との懇親

4月19日

●午前、自宅にて事務作業等
●昼〜午後、駅立ち(浦和駅東口)
●自宅にて事務作業等

4月20日

●早朝、駅立ち(武蔵浦和駅西側)
●午前〜午後、議会にて事務作業等
●午後、市民との懇談
●明大大学院・授業:青山先生
●明大大学院関係者との懇親

4月21日

●早朝、駅立ち(南浦和駅東口)
●午前、政務調査費説明会
●会議
●議会にて事務作業等
●午後、政策法務研修会:村上先生
●南区選出議員・区職員懇親会

4月22日

●早朝、駅立ち(南浦和駅西口)
●午前、議会にて事務作業等
●行革特別委員会打ち合わせ
●昼、構想日本関係者と懇談
●午後、行革特別委員会「事業仕分け」
●夜、会派関係者との懇親

4月23日

●終日、市長選準備、自宅にて事務作業等