• 「猫の手貸します」

7月3日(火)

原爆に関する発言をめぐり、
ついに防衛大臣が辞任しました。

前大臣の発言の趣旨、
つまり言いたかったことは、
本当は原爆とは別のところにあったのでしょう。

しかし原爆への問題意識にかけていたからこそ、
今回のような発言が出て、
こんな結果を招いてしまった。

この大臣の辞任の経緯を一歩下がってみれば、
安倍内閣の勢いの無さをそのまま象徴しているとも言えます。

こんな流れの中、
参議院選挙の告示は来週に迫っていますが、
どんな結果が出るでしょうか。

ちなみに、戦後の参議院選挙について、
3年おきに改選される当選挙については、
自民党が2回連続して破れた選挙は無いとのこと。

今回、自民・公明の与党が敗れることとなると、
まさに2度連続の敗北となるわけです。

その結果、参議院の議会構成において野党が過半数を取った場合、
衆議院と参議院の議案に対する判断の乖離が起きることは間違いなく、
政治がいよいよ本格的に混乱していくことと思われます。

その先には、解散による衆議院選挙の前倒し、
そして時には政権交代や政界再編などの
大きな動きが生まれてくるかもしれません。

ただ、いずれにしても「混乱」が本質ではありません。

今後の日本社会がどんな方向に向かうべきか――。

日米関係を含む安全保障の健全化、
待ったなしの環境・社会保障、
抜本的な見直しを必要とする教育…。

この数年間を、
こうしたことが真剣に議論できるような期間に
していかなければならないと考えているところです。

そしてそのための意識的な混乱ならば歓迎するものであるし、
政治的パフォーマンスの応酬による混乱ならば、
遠慮していただきたいと思っています。

■朝〜午前
▼事務的なこと一通り

■午後
▼国会議員候補者との懇談への出席
参院選も近くなった。

▼議会議員室にて事務的なこと。

▼記者との懇談

■夜
▼区議会議員の感謝のつどいへの参加
総勢300名。
そうそうたる集いだった。

▼学生との懇談