3月23日(金)
2日間かけて南区内の下見に出かけた。
東西に広い、独特の区域だ。
地域によってそれぞれの色が異なる。
南浦和駅や武蔵浦和駅などの駅周辺は、
商店が並ぶ。高い建物も並び、駅があることが一目瞭然である。
南浦和の東口は「予備校のまち」と言われるように、
予備校が駅前通に乱立している。
南浦和駅西口はゆったりとしたロータリーに、
商店街が並ぶ。バスターミナルである。
武蔵浦和駅周辺は、
市内でも有数の高層ビルが聳え建っている。
また、駅を少し離れると住宅街に入る。
どこまで行っても住宅街。
マンション、一戸建て。
新しい住居が所々に見える。
現在建設中も少なくない。
さいたま市が「東京のベッドタウン」たる由縁だ。
そのさらにはずれに行くと、
緑が残されている。
昔はあたり一面に存在していたであろう雑木林の痕跡が、
かすかに残されている。
家庭菜園も見える。
こうした地域には決まって大きな家が、
ドカンと腰を下ろしているものだ。
川もある。
西の一番はずれの荒川。
武蔵浦和駅の横を流れる笹目川。
そして藤衛門川。南浦和の東側を流れている。
お世辞にも「きれい」とは言えないが、
川は重要な財産だ。
平日だが、人が外に出ている。
公園や買い物。犬の散歩。
暖かい日差しの賜物だった。
★
改めて南区にも様々な資源があることを実感した。
あと一週間後、この地域は騒がしい激戦の場となる。