• 「猫の手貸します」

11月27日(月)

■午前
●資料整理と原稿書きなど

■お昼
●歯医者
次回、奥歯の神経治療!危うし!

■午後
●コミュニティバス…明花〜南区役所前
久々にコミュニティバスを利用した。
始発の明花から終点の南区役所前までである。
締めて250円。

思ったよりも乗客は多く、
多いときで約10名ほど。
当初、乗降客の不足が指摘されていた
コミュニティバスだが、
なかなか役割を果たしているようだった。

その途中、
障害をもつ子ども(20歳前後で自閉症と思われる)と、
その後ろから40〜50歳と思われる女性の、
親子(だと思われる)が乗った。

一般的には、
親が障害を負った子の世話に
相当の時間とエネルギーをさく。
おそらくこの人たちの家庭も例外ではないだろう。

時には、自分がいなくなった後の
子どもの不憫をその親が悲観し、
無理心中をする事件も発生する。

こうした状況を改善するため、
社会が障害者やその家族を支えていこう、
というのが障害者自立支援法の
趣旨だったのではないだろうか。

当法はスタートしたが、
こうした人たちに希望を与えたり、
心配や不安を取り除くものとなっているのだろうか。

また、このスタートに伴って動いている
障害者団体の人たちの運動は、
こうした人たちの想いを
本当に代弁しているのだろうか。

こんなことを考えながら、
前の席に座った男性の背中を女性が擦る姿を、
しばらくの間、眺めていた。

胸が熱くなった。

●南区選出議員と南区自治連の意見交換会
南区選出の市議会議員と、
南区の自治連合会の役員約20名が、
互いに自分の関心事を意見交換する試み。

南区では初めての実施。
南区役所の会議室で行なわれた。

主な話としては、
・安心安全への取り組み
・若者の参画
・自治会や防犯の活動への助成金の必要性
・子育て
・マンション問題
等について触れられた。

議員には持ち時間5分で、
市や区について自由に述べる機会が与えられた。
みな、様々な着眼点に立った発言をしていた。

私の発言では、
外から見たさいたま市を主なテーマとし、
存在があまり知られていない点を紹介した。

魅力あるまちとなるためには、
人と人とのふれあいが大切である。
日本の長所に一つには、
コミュニティのネットワークの存在があるが、
自治会が主催する「祭り」が
このネットワークの構築やその継続に、
大きく貢献している、という話について、
河本佳子さんから聞いた話として紹介した。

また、市の財政は健全であるが、
今年から5年で845億円の行革を進めている最中であり、
その点で「人的資源」でこの厳しい状況を
乗り切らねばならない、
という趣旨の話もさせていただいた。

■夜
●南区選出議員と南区自治連の懇親会
意見交換会後、歩いて移動し懇親会へ。
会費は自腹(7000円)。
今回、初めて言葉を交わした自治会長さんもいたが、
先の選挙時には、私の姿をご覧になっていたようだ。

懇親会中、
「役割を果たすには、
 大きなところに入らなきゃだめだよ」
「奇麗事を言っていても、
 結局なにもできないんじゃあなあ」
こうした言葉をかけられた。

この言葉は、今の私には、厳しい言葉である。
確かにその通りかもしれない。
役割を果たすことができたのか、
自問自答し、葛藤する日々が続く。

しかし、私が議会にいる意味は、
これまでの政治が先送りしてきた
課題に挑戦していくためだ、
と今でも思っている。
これを失っては、
私が議員として存在している意味は無い。

「役割を果たしていない」ことへの指摘と、
「奇麗事を言い続けたい」という
自分の内面の葛藤は、
これからも続くのだろう。

前を向いて進んでいくしかない。

●帰宅時、武蔵野線ストップ
帰りは、中浦和から武蔵浦和に出て、
武蔵野線で南浦和へ、
そこからバスで帰宅しようかと思っていた。

ところが中浦和の駅の電光掲示板で、
武蔵野線が「遅延」として「停電」で「ストップ」している、
と表示された。

しかたなく、埼京線で大宮経由、
京浜東北線で浦和に出てバスで帰宅、
のルートを取ることに。

浦和に到着し、
バスに乗ろうと思ったら、
雨の中、長蛇の列。
大声で誘導する係員。
バスへの振り替え輸送が行なわれていたのだ。

タクシーの姿は当然なく、
タクシー乗り場もまた長蛇…。

またまた予定変更で南浦和へ行き、
母親に車で迎えに来てもらうことに。
南浦和駅も払い戻しの乗客が列を作り、
警察も出動するなど騒然とした状況だった。

帰宅したときには2時間が経過。
本来は1時間もあれば帰宅していただろう。
自他ともに混乱した2時間だった。

     ★

アクティブ度:なぜか420。
     おかしいなあ…あれだけ歩いたのに…。