• 「猫の手貸します」

15日夜、埼玉会館にて、
スウェーデンに36年在住している河本佳子さんをお招きし、
一柳会が主催の講演会が行なわれた。

河本さんの話を聞くのは2度目だが、
同じ話は何度聞いても勉強になるし、
今回は新たな提案も含まれていた。

話は、スウェーデンの福祉の説明に始まり、
日本とスウェーデンの違い、
日本社会の福祉改革への提言、
と続いた。

●税金を増やし、納税者に見える形で使用すること。
●消費税は目的税化すること
●これによりケアホームなどを設置できる。

日本を否定するのではなく、
日本の利点を残して行政をやっていくほうがいい、
と河本さんは言った。
日本独自の福祉を行なっていくべき、
ということである。

河本さんの話を聞き、
私は改めてスウェーデンという
「実験国家」に興味を持つとともに、
日本の良い側面に
しっかり目を向けていかねばならないと思った。