汐留駅で下車しJR新橋駅に向かう途中、
故・岡本太郎の「明日の神話」を鑑賞した。
日テレプラザにて、8月31日まで鑑賞できる。
鑑賞は無料である。パンフが500円。
この絵は、故・岡本太郎氏の最高傑作とも言われている。
原爆の炸裂する瞬間を描いた作品。
逃げる人々、そして骸骨。
胸に迫る迫力があった。
この絵は1969年、メキシコで作成された。
しかし、人目に触れないまま、
メキシコシティで大きな損傷を受けた状態で
発見されたのは2003年だった。
以来、15ヶ月かかって、
関係者の手により復元された、
というドラマチックなエピソードを持つ。
改めて岡本太郎という偉大な芸術家が、
日本に存在していたことを認識した次第である。