昨日、エファップ･ジャポンの
政治学の授業を聴講させていただいた。
エファップ･ジャポンはファッション業界の
広報担当者を養成する専門学校で、
日本ではこうした専門学校は初めてだという。
この授業のうち「政治学」の担当を
私の知人が担っていることから、
聴講させていただいている。
4月には私が地方政治の現状等を話した。
今回の講師は村尾信尚関西学院大学教授。
テーマは「社会は変わる。もしあなたが望むなら」。
村尾さんの話は、
豊かな日本が財政的にパンク状態にあり、
少子高齢化の状況から将来の若い世代にしわ寄せが行く、
という趣旨のもので、
たぶんに社会の改革を訴えるものだ。
今の日本は分かれ道にあり、
村尾さんは運動として「プランＢ」を掲げている。
そこでは、生産者重視の従来のやり方ではなく、
消費者を重視した方向性を提案している。
生徒たちは20代が多く、
社会人経験がある人も少なくないため、
村尾さんの明快で具体的な話に共感したようだ。