• 「猫の手貸します」

昨日(9日)午後、
見沼田圃の盛り土問題のその後について、
農業委員会の職員に聞いた。

この件は私自身が、
昨年12月議会の一般質問で取り上げたもの。

昨年11月、見沼田圃の芝川沿いの
「宮後」という地域で、
市道が隆起して崩壊、
芝川の半分以上に泥がせり出すという事態が起きた。

いまだ正式な調査を経ていないが、
隣接する農地の盛り土が原因ではないか、
と言われている。

この盛り土が農地法や農振法に違反するといわれ、
農業委員会で「是正命令」を出したのが12月2日。
1月15日を盛り土の撤去の期限としていた。

しかし、業者や地権者より
年末年始をはさんでいたなどの理由で、
期限の延期の要請があり、
農業委員会では適切な利用だと認め、
2月28日を撤去の期限とした。

すでに業者は盛り土の撤去を始めているが、
この期間に撤去が完了しない場合には、
農地法違反を根拠に告発など強い態度で臨むという。

6月は農繁期にあたり、
田圃に引くための水が芝川で
大量に流れることとなるため、
その季節までには、
盛り土の撤去だけではなく、
河川の修復が必要となる。
(河川は埼玉県の所管)

この問題はいまだ、
事件の実態や責任の所在など全体像が見えていない。
継続して調査を続けたい。