高校卒業間際に通いはじめた空手道場「功武館」。
もう23年目である。
この間、いろいろなことがあったし、
議員としての役割の優先順位により、
稽古に行けないことも少なくなかった。
そんな私に、師匠の三島功先生より八段位師範を賜った。
継続性の乏しい私にとって、
何も自慢できるものがない中、
この空手を続けてきたことは、
ほとんど唯一の生きてきた証といっていい。
4期目の任期を務めさせていただいている議員としての活動も、
その土台にはこの空手において得た心身が大きく寄与している。
これまで幾度となく
道場に脚を運ぶたびに締めてきた黒帯の、
縁が白く掠れている様は、私の誇りである。
八段位は、そんな私への過大な評価である。
人生の続く限り、これからも私の空手人生は続く。
その度にこの黒帯を、大きな責任とともに締め続けるのだろう。
NO LIFE,NO KARATE