明治大学大学院の関係で、
青山先生のゼミ視察に参加。
各自治体、時には海外へ足を運び、
地域の課題や特徴を見聞きするものだが、
今回は群馬県沼田市を訪問。
当市の星野市長は私の大学院の先輩に当たる。
熱気あふれるリーダーである。
その市長の挨拶後、
さっそく合併の経緯と
地域自治区制度の現状について聞く。
平成17年2月、旧沼田市が、
周辺の白沢村・利根村を吸収する編入合併して、
現在のH型の形をした沼田市が誕生した。
この時、全国でも珍しい「地域自治組織」を導入し、
旧白沢村・利根村に自治区の事務所を置き、現在に至る。
旧両村からは「市民の意見が届かない」、
といった問題定期の声も上がっているという。
当自治組織は合併から10年、
つまり平成26年までの法的な仕組みのため、
沼田市は25年度までに、
これらを踏まえた検討をするという。